この夏、2周年を迎えるコクーンシティ店とオンライン先行にて、コロンビアのピンクブルボン種をご紹介致します。
ピンクブルボン種は一般的にイメージされるような濃く鮮やかな赤色ではなく、サーモンピンク色が完熟の目印です。他の品種の影響を受けやすく、隔離して栽培するなど、特徴の維持にとても手間がかかるといわれています。
このロットは、高品質なマイクロロットが多数生産されているウィラ、ラ・プリマヴェーラ農園から届きました。素晴らしい香りとともに、フローラルフルーティな甘さや爽やかで透明感溢れる果実味が瑞々しく感じられるコーヒーです。ホットはもちろん、アイスコーヒーにしても特別感のある一杯になると思います。
この品種のもつフレッシュな果実味を楽しみたい方は一つ浅い焙煎を、バランスを楽しむならオススメの焙煎度でどうぞ!
農園情報>
コロンビア南西部のウイラは、マグダレナ河が流れる山脈地帯に位置します。土壌には有機物が豊富に含まれており、高品質なコーヒーがつくられる一因となっています。
コーヒーの木が生育状況を観察しながら剪定と施肥が計画的に行われます。同ロットの収穫期は11〜12月で、完熟した実だけを摘み取ります。ピンクブルボン種は、一般的にイメージされるような濃く鮮やかな赤色ではなく、写真のようなサーモンピンク色になった頃が完熟の目印です。
生産処理はウォッシュドで、乾燥工程では2週間ほどかけてゆっくりと生豆の水分を調整していき、一連の工程のあとは、グレインプロと同じ素材の袋にいれてさらに2週間ほど寝かせて出荷に備えます。
生産者のホセ氏はCaquet?(カケタ)県で暮らしていましたが、紛争が多い地域だったために長年親しんだ家を離れてウイラ県に引っ越し、コーヒー栽培を始めました。初めは慣れない土地での農作業に苦労していましたが、コーヒー栽培を学ぶにつれて、自分の農園の環境にあったコーヒー生産方法を見つけていくことができました。
カップコメント>ピーチ/チェリー/シトラス/フローラル/シュガー/クリーンカップ