昨年に続き、TYPICAを通し、グァテマラ プリマヴェーラ社から届いたマイクロロットの中からヌエバ モンターニャ農園のレッドカトゥアイ ナチュラル精製のお豆を買付できました。今回は昨年より標高の高いエリアで収穫されたマイクロロットです。ベリー系のコクのある果実味、カカオやローストナッツの香味の調和ある味わいが魅力です。焙煎の幅も楽しめ、一つ浅煎りではストロベリーのようなジューシーな果実味を、一つ深煎りでは熟成したワインのような深みある味わいが楽しめます。
プリマヴェーラ社>
プリマヴェーラ社の始まりは1880年に遡ります。ドイツのハンブルクでコーヒーの輸入業者を営んでいた四代前の先祖が、エステイト(農園)をマネジメントするためにグアテマラに渡りました。曽祖父の時代からコーヒー生産も開始され、その農園はナディーンの父に受け継がました。ナディーンの父はおもにハイコマーシャルコーヒーの生産と輸出の事業を営んでいます。そんな一家の長女であるナディーンは、まったく別のキャリアから9年前、23歳の時にコーヒーの世界に飛び込み、スペシャルティコーヒーに特化した事業を立ち上げました。約300の小規模生産者を束ね、おもにウエウエテナンゴ、フライハーネス産のコーヒーのポテンシャルの高さをもっと世界にひろめることに価値を感じています。
ラ ヌエバ モンターニャ農園>
農園主のアントニオ氏は、長年にわたり家族とともにコーヒー生産の経験を重ねてきました。グァテマラでは少ないナチュラル精製は、精製過程において細部にわたり丁寧な管理を施す必要があります。アントニオ氏は、この細部に亘る精製の経験を重ね、素晴らしい技術を習得しました。
今後さらに農学の知識を深め、自農園のみならず、地域の農園の発展のためにサポートすることを目指しています。
カップコメント>ストロベリー/アップル/チェリー/Bean to Bar チョコレート/クリーミィマウスフィール/
ロングアフターテイスト